蟷螂

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蟷螂はそこにいた。

二週間ほど前からrub luckの入り口に緑の存在感を現していた。

来る日も来る日もそこにいた。

11月の季節もあり日に日に蟷螂は痩せ、
体は傷ついてゆく。

ただそこに存在しながら何かを伝えようとしているかのように見える。

俺は生きている。
俺は生きている。

そんな声が聞こえてきそうな感じだった。

ある日、蟷螂を見る僕のほうを逆に蟷螂は見据えてきた。
『生きる』とはどういうことなのかお前に見せてやる。
強烈にそんなものが伝わってきた。

蟷螂がもつ得意の鎌は閉じられたまま。

そんな蟷螂もここ数日、姿を現さなくなった。

大きな蟷螂だった。